やはり小保方晴子さんは正しかった |
同大学は小保方さんが発見したSTAP現象を、がん細胞の一種であるJurkatT細胞を用いて再現実験を試みました。小保方氏がネイチャーで発表した細胞に酸性ストレスをかける方法ではうまくいかなかったため、独自に修正した酸性ストレスをかける方法を試してみたところ、細胞が多能性(体のどんな細胞になれる能力)を示す反応を確認したそうです。細胞が酸性ストレスによって多能性を示すという反応は、まさに小保方氏が発見したSTAP現象そのものです。小保方さんはやはり正しかったということが、証明されたのです。彼女を批判し弾劾したテレビや雑誌マスコミ媒体、論文や学位を剥奪した理研や早稲田大学関係者は謝罪し、彼女の名誉を回復する努力をすべきです。ならびに無責任にもネット上で叩きまくった輩も、小保方さんに謝罪すべきでしょう。
それにしてもSTAP細胞が存在することが証明されて、小保方さんにとっても人類にとっても本当に良かったと思います。
2014年8月29日に書いた小保方さん関連ブログ記事「STAP細胞はSTOP才望ではない」をリンクしようとして誤ってブログから消してしまいました。
ここに全文掲載しておきます。
「STAP細胞はSTOP才望ではない」
2014年8月27日午後、理化学研究所はSTAP細胞の検証実験の中間報告を行った。分化した細胞を弱酸性液で初期化する、という第1段階をクリアできないため、キメラ寄与能や幹細胞作製というSTAP細胞の存在を証明する実験に進むことができないようだ。今後は肝臓、心臓の細胞を使い、マウスの種類を変えて、論文に記載された方法とハーバード大学のバカンティ教授が公開している細いピペットによる物理的刺激を与えるなどの他の方法での実験を試み、2015年3月までには最終結論を出すそうだ。
小保方晴子さんも平行してSTAP細胞を証明しようとしています。しかしたとえSTAP細胞がないという結論に至ったとしても彼女は責められるべきではないと思います。多くの失敗も成功の為の過程であるならば、STAP細胞騒動もその一例であろうかと思うのです。STAP細胞の発見に利権の匂いを嗅ぎ付けた強欲者共が、失望して騒ぎ立てていたに過ぎません。小保方さんは顔を上げて胸をはってこれからも化学者の道を歩いてください。
千円札には野口英世が描かれています。ということは日本人なら誰でも知っている立志伝中の人物が野口英世博士です。福島県会津の貧しい農家に生まれながら幼い頃の怪我を克服し、単身アメリカに渡り世界的な医学者と成功し、アフリカにて研究半ばで病に倒れた人物です。ロックフェラー大学で二十世紀初頭二十三年間すごした野口英世。彼の業績、つまり梅毒、ポリオ、狂犬病、黄熱病の研究成果は当時こそは賞賛を受けましたが、多くの結果は矛盾と混乱に満ちたものだったそうです。その後には間違いだったと判明したものもあるそうです。野口英世の研究業績の包括的な再評価は、彼の死後五十年を経て、イザベル・R・プレセットにより「Noguchi and Patrons」という本が出ていて、それによれば彼の業績で今日意味のあるものはほとんどないそうです。当時、その事が誰にも気づかれなかったのは著名な医学研究者サイモン・フレクスナーという大御所が、権威あるパトロンとして野口の背後に存在し、追試や批判を封じていたのだそうです。渡辺淳一の著書「遠き落日」によれば野口英世はヘビィ・ドリンカーでプレイボーイ、結婚詐欺まがいの行為を繰り返し、許嫁や支援者を裏切り続けた生活破綻者だったそうです。野口英世の悪口を言うつもりはありません。人類に貢献した業績や性格は問題ではありません。千円札になった日本人が尊敬している野口英世の真の姿は残念ながら少し違うということです。
ということで小保方晴子さんの才能と人望は消えてはいません。STAP細胞の有る無しにかかわらず、一人の研究者として優しく長い眼差しで見守っていて欲しいと願うだけの話です。穏やかな眼差しは人間を育てます。