屋根の雨漏りが解決したら狸が屋根で寝ています |
昨日の朝、facebookを見たら、同居している娘婿が「夜中に狸がうるさくて寝不足です」とあり、和室の瓦屋根の天辺に股がって腹這いになっている狸の写真2枚を載せていた。居間で婿殿に聞くと、柿の木に登っていたとかで、写真を撮った時も、全く逃げる気配は無く、逆に威嚇してきたそうだ。写真をよく見ると、暗闇に目だけが光ってシッポはシマシマ、手足の指が長く、狸ではなくアライグマだった。狸は樹には登らないし、瓦屋根の天辺で腹這いにもならないはずだ。それにしても我家にアライグマが現れるとは…驚いた。
庭に面したデッキに出ると、庭猫イリ様の小屋から自動餌やり器のコードが引っ張りだされていた。小屋の中を覗くと、自動餌やり器の電源が切れていて、木のケースが斜めに向きを変え、中の白い本体が薄汚れている。手先の器用なアライグマがエサを取り出そうといじくりまわした様だ。イリは気弱な文系乙女ですからさぞや怖かったのでは。自動餌やり器を小屋から出して、布で拭いて綺麗にした。電源が切れていたので、イリはまだ食べていないはずだと思い、エサ皿にキャットフードをひとつかみ入れて食べさせた。アライグマはまだ近くにいるのだろうか、イリは周囲を気にしながら食べていた。
小屋の中も掃除して、再び自動餌やり器をセットしてあげたが、イリは小屋に入ろうとしない。いつも小屋の中で昼寝するのだが、アライグマの気配におちつかないのだろう。居間に入れてあげたらソファの上でくつろいでいる。
アライグマがいてはイリが可哀想なので、夜は事務所に寝かせようと思い、ニトリに他用で出かけたので、イリにペットベッドを買ってきた。帰宅してAmazonでペット用トイレセットも注文した。これから家の中で寝かせてあげようと思っている。イリがいやでなければの話ですが。アライグマのおかげでイリ様の生活も大変貌をとげようとしております。
屋根の雨漏りの悩みから解放された喜びもつかの間、屋根にアライグマ出現という新たな難問。柿の実がなくなればアライグマは去るのだろうか…?悩みは尽きません。